
結婚や出産、引っ越し、新生活、新築、誕生日、退職などのお祝いの他に、結婚の引き出物やお返しの贈り物、母の日やクリスマスなど、プレゼントを贈る機会は意外と多く存在します。
「せっかく贈るなら使用頻度の高いものを、と思うけれどどんなものがよいのだろう」
とお悩みの方にご紹介したいのが「双円(soen)」の食器です。
「料理が得意な友達が結婚するからキッチン用品や器はどうだろう」
「お酒好きな会社の上司が退職されるので酒器でも贈ろうかな」
相手の暮らしをイメージして日常をちょっと豊かで彩りあるものにしたいなら、毎日の食卓に欠かせない「食器」を選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
「双円」の食器の特徴は、ふくふくとした丸いカタチ。

「双」ふたつの「円」が重なり合う縁起の良いフォルムはひょうたんや鏡餅、雪だるま、仏具のお鈴(リン)など、私たち日本人の記憶に刷り込まれている心象風景と重なり、はじめて見たのにホッとする、普遍的なデザインとなっています。
タンブラーやおちょこ、ワインクーラーは「だるま」を思わせ、皿は二重丸や丸い額縁に飾られた絵画を彷彿させることでしょう。
また、神社のお賽銭は20円がよいとされるのも「二重の縁」という語呂によるのだとか。
二つの円は言葉もカタチも縁起のよいものとして、私たちの日常に浸透しています。
「円」を贈ることで「縁」をつなぐ。
つまり、双円の食器はお世話になっている大切な方へのプレゼントにふさわしく、さまざまなギフトのシーンに利用することができるのです。
日本のスペシャリストたちの技が光る異素材展開
「双円」の特徴、二つ目はひとつのカタチを異素材で展開するブランドだということ。
つまり、業種を超えた日本のスペシャリストたちが「異素材を使って同じかたちの商品を作る」のです。
例えば「双円」のグラスは有名なガラスメーカー「Sghr(スガハラ )」の職人によるもので、高炉の中で水飴のようにとけたガラスへの息の吹き込み方によって仕上がりが全く変わるため、熟練の技が必要不可欠です。
特に、石川樹脂の「PLAKIRA(プラキラ)」シリーズは、ヴィンテージグラスのようなおしゃれなカラーリングとみずみずしい透明感が魅力。強靭性、耐熱性などにも優れているので屋外やアウトドアでも活躍してくれることでしょう。
デザイン会社の「aete(アエテ)」が提唱した「双円」の商品は、その他にも錫の「能作(ノウサク)」、陶磁器(瀬戸焼)の「NAGAE(ナガエ)」、漆の「大島」、ステンレスの「DEMOLD(ディモールド)」といった世界でも評価の高い日本伝統産業のスペシャリストが製造しています。
それらの中から贈る相手の趣味嗜好に合った一品を見つける楽しみもあります。
例えば、柔らかい錫のタンブラーは手で力を込めれば少し変形して自分だけの動きを付けることができます。
使うたびに表面の輝きも変化していくため、じっくりと育てることが好きな方にぴったり。

ぱっと見はみずみずしい透明感を持つガラスのような樹脂製のグラスは落としても割れることがなく、くびれがあって持ちやすいため、小さなお子さんのいる家庭にいかがでしょう。
ユニークなフォルムの磁器のお椀は、ごはんと好きな具材を盛り付けるだけで手軽に「ご褒美丼」が完成するため、せっかちで効率主義な方におすすめ。
ビールで1日の疲れを吹き飛ばすのが日課のお酒好きな方には、ビールの小麦色と純白な泡を二段の丸いフォルムで楽しむことができるビアカップを贈れば喜ばれること間違いなし。
小ぶりなサイズのグラスはおつまみやフルーツ、デザートを盛っても映える小鉢に変身し、おしゃれな食卓を演出してくれますよ。
個性にあった食器をプレゼントして毎日のように使ってもらえれば、食事の度に「これ、あの人にもらったんだよな」と思い出してもらえます。
すべての食器を同素材で揃えるのもいいですし、それぞれの好みによって素材を変えても「共通のカタチ」が食卓に彩りと統一感を持たせてくれます。
ライフスタイルに寄り添った食器を贈ることで、食卓がより一層楽しいものになるでしょう。
食器は「割れる=バラバラになる=別れ」を連想させるため、贈り物にふさわしくないとされてきましたが、現在では「割れる=たくさん増える=子孫繁栄」と縁起のいい贈り物として定番になっています。
また、海外では乾杯の際のグラス同士がぶつかる「チン」という音が魔除けになると言い伝えられており、日本でもグラスのプレゼントは「縁起がいいもの」という認識が広まってきています。
いくつ持っていても困らず、むしろたくさん持っていると毎日の食卓が楽しくなる食器。
お祝いらしい華やかなデザインも多く、ペアやセットなど贈答品として選びやすく、おうち時間を楽しむことが多くなった近年「お料理を素敵なうつわで楽しんでもらいたい」とギフトに選ぶ方も増えています。
あわただしい毎日の中に、心豊かなおうち時間を過ごせるようなお手伝いができたら嬉しいですよね。
毎日の食事に使えるオシャレな食器と「おめでとう」の気持ちをプレゼントしてみませんか。